日语童话故事:夜莺
[p=25, 2, left]昔々、中国の王さまのもとに、遠い国から一冊の本が送られてきました。[/p][p=25, 2, left]そこには、「中国の王さまの御殿は、世界一すばらしい。でも、本当に一番すばらしいのは、そのお庭のナイチンゲールの声。」と、書かれてありました。[/p][p=25, 2, left]「わしの庭に住んでいるらしいナイチンゲールとやらを、今夜中に探してまいれ。」[/p][p=25, 2, left]大臣と家来たちはご殿中探しましたが、どこにいるのかわかりません。[/p][p=25, 2, left]困っていると、台所で働く小さい娘が「その鳥なら、毎晩、病気の母さんに食べ物を届けに行くとき、森の中でいい声で歌ってくれるわ。」と言いました。[/p][p=25, 2, left]みんなは、娘を先頭にぞろぞろと森へ出掛けました。[/p][p=25, 2, left]森の奥から、鈴を振るような、きれいな歌声が響いてきます。[/p][p=25, 2, left]「しっ、あれがナイチンゲールよ。」[/p][p=25, 2, left]娘は、枝にとまっている灰色の小鳥に言いました。[/p][p=25, 2, left]「王さまに、あなたの歌を聞かせてあげて。」[/p][p=25, 2, left]娘の頼みを聞いて、ナイチンゲールは、その晩、王さまのご殿にやってきました。[/p][p=25, 2, left]ナイチンゲールは王さまの前で歌いました。[/p][p=25, 2, left]王さまははらはらと涙をこぼして言いました。[/p][p=25, 2, left]「なんてすばらしいのだ。どうか、いつまでもわしのそばにいてくれ。」[/p][p=25, 2, left]その日から、ナイチンゲールはりっぱな鳥かごをいただいて、ご殿で暮らすようになりました。[/p][p=25, 2, left]さて、ナイチンゲールがやっとご殿の暮らしに慣れたころ、遠い国から王さまへ贈り物が届きました。[/p][p=25, 2, left]それはダイヤモンドとルビーで飾られた美しい金のウグイスで、ネジを巻くと尾を振って、それは見事に歌うのでした。[/p][p=25, 2, left]「金の鶯がいれは、わしは、なにもいらぬ。」[/p][p=25, 2, left]その王さまの言葉を聞くと、ナイチンゲールは窓からそっと飛び立って、森へ帰って行きました。[/p][p=25, 2, left]そうして、一年たちました。[/p][p=25, 2, left]ある晩、金のう鶯はブルルル、と言ったきり、動かなくなってしまいました。[/p][p=25, 2, left]王さまは医者や時計屋を呼んで、なんとか金の鶯を歌わせようとしましたが、むだでした。[/p][p=25, 2, left]心棒の折れた鶯を、元のように歌わせることなど、だれにもできなかったのです。[/p][p=25, 2, left]それから、五年たちました。[/p][p=25, 2, left]王さまは、重い病気にかかり、だれもが王さまはもう助かるまいと思っていました。[/p][p=25, 2, left]新しい王さまも決まり、大臣や家来たちは、新しい王さまのあとばかり追いかけて歩いていました。[/p][p=25, 2, left]「頼む。もう一度歌ってくれ。金のウグイスよ。」[/p][p=25, 2, left]病気の王さまはペッドの中で涙をこぼしました。[/p][p=25, 2, left]そのとき突然、鈴を振るような歌声が窓のそばで響きました。[/p][p=25, 2, left]歌っているのは、森のナイチンゲールです。[/p][p=25, 2, left]王さまが苦しんでいることを知って、慰めにきたのです。[/p][p=25, 2, left]ナイチンゲールの声を聞いているうちに王様の体に力がわいてきました。[/p][p=25, 2, left]ナイチンゲールは声をかぎりに歌いました。[/p][p=25, 2, left](もう一度、お元気になって。王さま。)[/p][p=25, 2, left]その晩、王さまはグッスリト眠り、新しい朝が来たときには、青ざめていた冷たい頬は、ばら色に輝いていました。[/p][p=25, 2, left]「ありがとう、ナイチンゲールよ。これからも、たびたび飛んできて、わたしを励ましておくれ。」[/p][p=25, 2, left]ナイチンゲールが森へ飛んでいったあと、家来たちが部屋へ入ってきました。[/p][p=25, 2, left]家来たちは、てっきり王さまが亡くなったものと思って見に来たのです。[/p][p=25, 2, left]元気になった王さまは、ビックリする家来たちをジロリと見回して、[/p][p=25, 2, left]「おはよう、みなの者。」と、言ったのです。[/p][p=25, 2, left][url=http://jp.tingroom.com/yuedu/thgushi/][b][color=#ED1C24]日语童话故事[/color][/b][/url][/p]页:
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