日语语法 » 读《竹取物语》，学古典文法（12）
[color=#333333][font=Verdana, Arial]【竹取物語 本文】[/font][/color][font=Verdana, Arial]人のをともせぬ所に惑ひありけども、なにの驗あるべくも見えず。[/font][font=Verdana, Arial]家の人どもにものをだに言はんとて、言ひかかれども、ことともせず。[/font]
[font=Verdana, Arial]あたりを離れぬ君逹、夜をあかし、日をくらす多かり。[/font]
[font=Verdana, Arial]おろかなる人は、「ようなきありきは、よしなかりけり」とて、来ずなりにけり。[/font]
[font=Verdana, Arial]【現代語訳】[/font]
[font=Verdana, Arial]人が物音もたてない所にまでも途方にくれて歩きまわるけれども、（かぐや姫に会う為の）何の効果があるようにも見えない。[/font]
[font=Verdana, Arial]家に人達にせめて一言だけでも（かぐや姫に対する自分の気持ちを）伝えたいと思って言葉を掛けるけれども、（家人達は）問題にもしない。[/font]
[font=Verdana, Arial]かぐや姫の家の付近を離れない貴族の子息たちで、（家の近くで）夜を明かし、日々を過ごす人達が多かった。[/font]
[font=Verdana, Arial]（しかし、かぐや姫に対する気持ちの）いいかげんな人は、「無益な外出は、甲斐がない。」と思って、（かぐや姫の家には）来なくなってしまった。[/font]
[font=Verdana, Arial]【词语注释】 [/font]
[font=Verdana, Arial]惑ひありく（まといありく）：「さまよい歩く、途方に暮れて歩きまわる」。徘徊。[/font]
[font=Verdana, Arial]験（しるし）：「効き目、効能、甲斐」。效果，意义。[/font]
[font=Verdana, Arial]ことともせず：「平気である、問題にしない」。不在乎，不介意。[/font]
[font=Verdana, Arial]君逹（くんたち）：「貴人をさしていう語、お方」。这里指贵族公子哥们。[/font]
[font=Verdana, Arial]多かり（おおかり）：「多い、多くある」。多有。[/font]
[font=Verdana, Arial]おろか（愚か）：「疎略、いいかげん」。草率。[/font]
[font=Verdana, Arial]よしなかり：「よしなし」的连用形，「無用、無駄、甲斐がない」。无用，无意义。[/font]
[font=Verdana, Arial]【假名与读音】 [/font]
[font=Verdana, Arial]之前我们便已经学完了所有的文言假名写法与读法的规则，这里便不再一一讲解。[/font]
[font=Verdana, Arial]复习请移步历史假名拼写法简明总结。[/font]
[font=Verdana, Arial]本期出现的有：[/font]
[font=Verdana, Arial]をと→おと [/font]
[font=Verdana, Arial]惑ひ→惑い[/font]
[font=Verdana, Arial]言はん→言わん [/font]
[font=Verdana, Arial]言ひ→言い[/font]
[font=Verdana, Arial]此外，为了能够通顺的读出日语古文，光靠正确读出每个字的发音还不够，还要做到能够准确的断句。因此需要对日本古文的「文節（句节）」等概念有一定的了解，句节是句子从意义方面和发音方面划分的最小单位。句子是由若干个句节构成。[/font]
[font=Verdana, Arial]例如本期中：「ようなき/ありき/は、よしなかりけり」[/font]
[font=Verdana, Arial]【文法解釈】 [/font]
[font=Verdana, Arial]动词活用、形容词活用、形容动词活用于前几期都有所讲解，具体内容规则已由勤劳的小木师父归纳总结于《古典日语活用形总结》。[/font]
[font=Verdana, Arial]１、ども[/font]
[font=Verdana, Arial] ①接续助词[/font]
[font=Verdana, Arial]接续：前接活用词的已然形。 [/font]
[font=Verdana, Arial]表意:表示逆接的确定条件，虽然···但是···，「···けれども、···のに、···だが」。[/font]
[font=Verdana, Arial]文中:[/font]
[font=Verdana, Arial]惑ひありけども（途方にくれて歩きまわるけれども）[/font]
[font=Verdana, Arial]言ひかかれども（言葉を掛けるけれども）[/font]
[font=Verdana, Arial]②接尾词[/font]
[font=Verdana, Arial]接续：前接体言。[/font]
[font=Verdana, Arial]表意:表示同类事物的复数，···们，几个···，很多···，「···たち、···ら、···のいくつか、···の多く」。[/font]
[font=Verdana, Arial]文中：家の人ども（家の人たち）[/font]
[font=Verdana, Arial]２、ものをだに言はんとて[/font]
[font=Verdana, Arial]①だに（副助词）[/font]
[font=Verdana, Arial]接续：前接体言·活用词·副词·助词。[/font]
[font=Verdana, Arial]表意：表强调，せめて···だけでも、···だけなりと。[/font]
[font=Verdana, Arial]②とて（格助词）[/font]
[font=Verdana, Arial]接续：前接体言或有体言属性的词语语句。[/font]
[font=Verdana, Arial]表意：表示目的，として、と思って。[/font]
[font=Verdana, Arial]③ものをだに言はんとて（せめて一言だけでも伝えたいと思って）[/font]
[font=Verdana, Arial]３、ようなきありきは、よしなかりけり[/font]
[font=Verdana, Arial]「ようなき」是形容词「ようなし」的连体形。[/font]
[font=Verdana, Arial]「よしなかり」是形容词「よしなし」的连用形。[/font]
[font=Verdana, Arial]「けり（ラ变助动词）」[/font]
[font=Verdana, Arial]接续：前接活用词连用形。[/font]
[font=Verdana, Arial]表意：表示陈述之前未注意到现在发觉的事实。[/font]
[font=Verdana, Arial]···たのだ、···たなあ。[/font]
[font=Verdana, Arial]４、来ずなりにけり[/font]
[font=Verdana, Arial]①此处「けり」表过去[/font]
[font=Verdana, Arial]②「にけり」[/font]
[font=Verdana, Arial]构成：完了助动词「ぬ」的连用形「に」+过去助动词「けり」[/font]
[font=Verdana, Arial]表意：···てしまった、···た。[/font]
[font=Verdana, Arial]※日本の高校生が味わったこと：[/font]
[font=Verdana, Arial]物語の始まりはとてもファンタジーだったのに、この辺に来ると早くも艶っぽい展開になってきて、ほのぼのした雰囲気は一切ありませんね。[/font]
[font=Verdana, Arial]翁は竹から出て来る黄金のおかげでリッチになったので、いつの間にかこの家には使用人なんかがいるんですね。「家の人ども」とはそういう人たちを指すのだと思います。[/font]
[font=Verdana, Arial]それでも、お屋敷のまわりには「人のものともせぬ」所があるらしいです。[/font]
[font=Verdana, Arial]いつの時代にも、諦め切れずに夜を徹して待つ男もいれば、諦めてさっさと退散する男もいる、というくだりです。[/font]
[font=Verdana, Arial]そして、諦めないことが肝心、という訳でもない話が続いていくのですね。一筋縄では行きません。[/font]
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